Bocchi 畑で採れたピーナッツペースト(砂糖不使用)
Q. 落花生の生産量1位、2位の都道府県はどこでしょう?
「Bocchi 畑で採れたピーナッツペースト(砂糖不使用)」
「落花生(らっかせい)」の名前は、その漢字から由来が想像できると思います。そう「落ちた花から(豆が)生える」からです。
英語の「peanut」は、pea(豆)+nut(木の実)が由来ですが、イギリス英語では「groundnut(地面の豆)」「earthnut」と呼ばれています。
じつは日本でも落花生には「地豆(じまめ)」という方言があります。
それがなまって沖縄の方言では「じーまーみ」です。落花生の絞り汁で作った「ジーマーミ豆腐」が有名ですね。
中国語では「落花生」「土豆」と書くそうです。これらの呼び方からも、落花生の生育には土が重要であることも想像できます。
ちなみに北海道や東北地方では節分には大豆ではなくて落花生を「関東豆」と呼んで撒くが多いそうです。
「関東豆」と呼ばれるほど、やはり圧倒的に関東地方での生産量が多いです。
落花生(ピーナッツ)の生産量は千葉県が全国シェアの80%ほど、2位が茨城県で10%ほどです。3位が神奈川県で、やはり土が最適な関東が強いです。
「千葉県では落花生の生産量が圧倒的に日本一」
そう聞くと、順風満帆のように思えるかもしれませんが、実際は毎年少しずつ生産者が減っていき、生産量も不安定さを増しているそうです。
そんな中、千葉の落花生産業を終わらせたくない。次の世代へと繋げていきたい、と立ち上がったのがBocchi(ぼっち)さんです。
原材料は千葉県産ピーナッツと千葉県産落花生オイルのみ。砂糖不使用なのに甘い。そのなめらかな口どけのおかげで、ピーナッツが苦手でも好きになってしまう人もいる。
そんなBocchiブランドのピーナッツバターをお届けします。
Bocchiさんは、九十九里浜で、潮風、砂まじりのミネラル豊富で肥沃な土壌を活かし、自社圃場では農薬や化学肥料を使わず、有機資材の力で落花生栽培に取り組んでいます。
耕作放棄地も積極的に購入、開拓して落花生の栽培されています。
特にこれからは「人と自然に優しい」はイメージだけではなくて、実際に商品を買うときに付加価値となって消費者に選んでいただける時代です。
Bocchiさんが安定した収穫高を得る農業を実践することで、新規就農者や既存の農家さんたちの落花生栽培支援を行っていくことを目指されています。
海外産のピーナッツもいいですが、国産の落花生にもぜひ注目してください。