何が出てくるか、お楽しみ

昆布水ポット(天満大阪昆布)

昆布水ポット(天満大阪昆布)

それでは、箱に入ったピッチャーをさっそく見てみましょう!

『昆布水ポット』
大阪に昆布水生みの親で「昆布おじさん」と呼ばれている昆布の専門家がいます。株式会社天満大阪昆布、代表の喜多條清光さんです。
敗戦後すぐに職業軍人だった喜多條さんのお父様が見栄を捨ててはじめた、昆布巻き自転車行商。そこから昆布問屋として続けてこられました。それを喜多條さんの代で終わらせたくないという気持ちで昆布問屋を継ぎました。

喜多條さんは「昆布だしが世界一素晴らしい調味料だと信じていますが、だしを取るという手間がかかる行為(料理)が受け入れられない時代です。そこで「火を使わずに昆布だしを取る」ことに半生をかけました」とおっしゃいます。

今回お届けした「昆布水ポット」は、普通のピッチャーではないのです!最大のポイントは、昆布を入れるところが宙に浮いているところ。それにより、濃い昆布水がそこに沈殿し、それ以上「UMAMI(世界共通語)」が出てこなくなり、全体としては薄い昆布水しか作れないという問題を見事に解決しました。
本来は同社が販売している「昆布革命」を入れて昆布水を作るのですが、市販の昆布をはさみなどでカットしても昆布水を手軽に作ることができます。作った昆布水は昆布を取り出して、冷蔵庫で一週間くらいで使い切ってください。

まずは、昆布水でご飯を炊いてください!そのおいしさに驚かれると思います。活用次第で煮物などの減塩も簡単にできます。
たとえば、パスタを昆布水に通常の半分の量の塩で茹でてみてください。茹で汁はニンニクと唐辛子をオリーブオイルでいためたところに入れ卵でとじます。スペイン料理のアホスープ風になります。

喜多條さんは、「生意気な表現ですが」と断った上で、昆布業界に自分の知恵や経験を残していきたいとおっしゃっています。現在、テレビ出演や出版などの他、ネット動画作成などにもチャレンジされています。

展示会で何回か喜多條さんにお会いして、会社を訪問しインタビューもさせていただきました。また、昆布水を実際に作ってみてファンになった私ですが、フォーチュンボックスを通じて、そんなことのお手伝いができたらと思っています。

「フォーチュンボックス号外版 在庫調整SP2023」商品説明文

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