<勉強になった内容メモ>
・「何を伝えるか」を考え、「どのように伝えるか」を工夫する。自分の書きたいことを書くだけでは相手の心は動かない。
・何を伝えるのか
1.ファクト→伝えたいポイント
2.メリット→ファクトから得られる一般的にいいこと
3.ベネフィット→ファクトから得られる受け手のハッピー
・アリストテレスの説得三原則
1.ロゴス=理論立ててロジカルに相手に説明すること
2.パトス=熱く語って熱意で相手を説得すること
3.エスト=信頼してもらうことで相手を説得すること
この三つが含まれていると、人は自ら動きたいと思う可能性が高まる。よくある失敗は、どれか一つの要素で説得しようとすること。ロゴスとパトスがバランスよく含まれた上でエトスが必要である。
・プロフィールの必勝パターン「現在→過去→未来」
現在自分がやっている活動を語る、どんなきっかけで今の活動を始めようと思ったのか、目標に頑張っている未来の姿で結ぶ。
・PREP(プレップ)法とは。プレゼンなどで使われる論理的な話し方。
1.Point 「私はこう考えています」などの結論を示す
2.Reason なぜそうなのか理由を話す
3.Example 理由に至った具体的なエピソードを描写
4.もう一度結論を簡単に示す
導き出した結論は、理由でロゴスを、具体的なエピソードでパトス、エトスを補強する。
<感想など>
定型文や例文が掲載されていて、わかりやすかったです。ビジネスメールやプレスリリースなどの応用方法なども載っていて参考になりました。アリストテレスの部分については、どれか一つだけできていても相手の気持ちは動かないということが勉強になりました。私は文章を書くのは苦手な方ですが、一番ロゴスが苦手なので意識して変えていきたいです。おわりに、ポイントが厳選されて載っていたので、これからも文章書くときの参考にしたいです。
※私がこちらで紹介している本は、起業家の方には特にオススメです。興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。