<勉強になった内容メモ>
・直売所で農家が自分で値付けすると、農家同士が安売りし合い、叩き合いになってしまうのである。
・有機農業、有機栽培、オーガニック、実はこれらは言葉の定義がはっきりしていない。何をもって「有機」というのかが、定まっていないのである。全く無農薬なのか、認定された農薬だけ使っているのかが、人によってまちまちである。
・「摘み取って、パッキングして、売る」という出荷に関わるコスト(手間、人件費)が大きい労働集約型の作物の場合は、観光農園をやるメリットがある。
・消費の絶対量が少ないニッチ作物には、単価が高いからといって簡単に飛びついてはいけない。
・輸入作物の脅威が大きいもの、国が決める農業政策に依存するもの(補助金が死活問題になるくらい変わってしまうもの、法律がわりと頻繁に変わって対応が大変なもの)は難易度が高い。