<感想など>
シュードッグを読んでみて、一人の起業家が会社を立ち上げ、だれもが知るような大企業になるまでにどのような出来事があったのか、逆境をどのように乗り越えてきたのか、知ることができました。日本企業の裏切りや、アメリカの靴産業が手を組んでナイキを阻害しようとしたりするという経験があることがわかりました。このような時でも、屈しないで最大限時間をかけて、いろいろな人の力を借りながら乗り越えていったことが勉強になりました。
また、アッパーとソールをくっつける作業を行うゴム室で出る煙は息を詰まらせ有害で、発がん性がある。そこで、ナイキは煙の出ない水性の結合剤を開発し、空気中の発がん性物質を97%除去することに成功した。それを、競合会社にも渡し、必要とする人には誰にでも提供した、という内容が印象に残っています。みんなと共有することも大切なのではないかと思いました。
※私がこちらで紹介している本は、起業家の方には特にオススメです。興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。