【読書メモと感想】「ライフシフト 100年時代の人生戦略」リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット(東洋経済新報社)
投稿日 : 2017年3月21日
最終更新日時 : 2017年12月1日
投稿者 : info
カテゴリー : 読書日記
<勉強になった内容メモ>
・平均寿命が延びれば、夫婦のあり方も変わる。まず、夫婦の両方に所得があるほうが家計や貯蓄の面で有利なため、夫婦が二人とも職を持つ家庭が増える。加えて二人ともマルチステージの人生を実践する場合は、いずれかが新しいステージに移行する際に互いの役割を調節し、人生のさまざまな時点でサポートしあうことが必要だ。家族のあり方は、昔に比べて大幅に多様化する。企業や政府には、その新しい現実に対応するという大きな負担がのしかかる。
・四世代同居が当たり前になる。平均寿命が延びるほどには女性の出生率年齢が延びないので、家族構造は今よりずっと複雑になり、世代に関する人々の態度が変わる。
・ロボットに雇用を奪われることを心配するより、ロボットが労働力人口の縮小を補い、経済生産と生産性と生活水準を保ってくれることを歓迎するべき。
<感想など>
多様化した働き方、終身雇用が当たり前ではなくなっていく中で、私は今後社長として人を雇っていく立場です。私のもとで働いてくれる方が働きやすい職場作りをしなくてはいけません。私自身終身雇用が当たり前だと思ったことはありませんが、労働者のことを考える立場なのだと考えるきっかけになりました。また、私自身が一つの仕事を一生するのではなく、いろいろなことに挑戦していく世代なのだと思いました。過去の常識にとらわれるのではなく新しい世代として良いところは残しつつ、変化に対応していきたいです。
※私がこちらで紹介している本は、起業家の方には特にオススメです。興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。
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