<勉強になった内容メモ>
・資本金1,000万円以上の場合、事業開始の一年目から納税しなければいけない。1,000万円未満なら一期目、場合によっては二期目も消費税免税になる。他に法人住民税に影響が出る。

・マイナンバーの管理方法。書類記入後コピーをとり、必ずカギのかかる書類保管庫での保管が必要。正当な理由がないにもかかわらずマイナンバーを流出させた場合四年以下の懲役または200万円以下の罰金またはその併科という厳しい罰則がある。

・手形とは「何月何日にいくらの金額を支払います」と約束した証のこと。手形を振り出せば支払いを2~3カ月先に延ばすことができる。期日日に支払いができなければすぐに「倒産」となる。正確には「6カ月に2回不渡り(手形の現金が支払えないと)になると銀行取引停止処分となり事実上倒産する。一度なら処分はされないが、会社の信頼は失墜し今後の取引が困難になる。一度でも不渡りがあったら倒産すると考えるべき。

<感想など>
起業の心得から資金調達、保険、経理、税金まで幅広く載っている基本の書です。お金関係は特に詳しく載っていました。私は全く税金や保険の仕組みについて分からないので、今後いろいろな税金が発生しして納めなければいけないのかや、保険の加入などをしなくてはいけないのかなど参考になりました。給料の支給方法や、計算方法なども詳しく書かれていました。保険の契約や、税金のことに困ったら読み直したいと思います。

※私がこちらで紹介している本は、起業家の方には特にオススメです。興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。