<勉強になった内容メモ>
・商品開発にかける時間とコストの9割は実験に費やされる。100近い数のプロペラを試作しては実験し、最も高い性能を出せるプロペラの構造を割り出した。
・製品は軽いほうが良いと思われがちだが、ある程度の重量は、物の存在感や高級感を演出するには欠かせない要素になることもある。
・人間が互換を通して感じる気持ち良さは、数値化できないけれど感動につながる。
・大きなチャレンジをする際には大きなリスクが伴う。勝負で勝ちを得るには、相応の体制と体力が欠かせない。
・急成長する中小企業に欠けているのは、予算管理。組織が急成長を遂げる早い段階で、将来計画と予算管理の体制を整えることが大切である。事業規模が大きくなるほど先を見据えることが求められる。
・すごく良い製品をつくれば広告を打たなくてもメディアに取り上げえもらえる。広告費をかけるくらいなら、その分を製品開発に金をかけるべき。
・大きな広告を一発打ち上げることも必要だけどそれを連続的に行うことはより大切。
目標や目的意識を共有することで初めて一体感が生まれ、組織としてのパフォーマンスを発揮できる。
・ハンズや工場を直接訪ねて店内にいるスタッフをつかまえ、ごく初歩的な質問をして知識を付けていた。いかに行動し考え、創造性を飛躍できるかが重要となる。
<感想など>
自分が理想とするモノづくりと、一般的な消費者が欲しいものは一致しないという事実や、製品づくりにかけている、情熱や時間、コストについて、急成長を遂げる早い段階での将来計画と予算管理の大切さ、新しい顧客を取り入れようと思って模索していたWebサイト作り、広告を出してみての反省点などが紹介されていて、とても勉強になりました。
今後に生かしていける内容もたくさんあるので、活用していきたいです。
※私がこちらで紹介している本は、起業家の方には特にオススメです。興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。