<勉強になった内容メモ>

・どんなにすばらしい商品でも、お店に並んでいるだけでは商品の魅力はお客様には伝わらない。「伝える」と「伝わる」は違う。お客様に「伝えたつもり」で終わってしまったら、商品を買ってもらうことはできない。

・一生懸命今を生きていれば時代が見方をしてくれる。できない理由ではなくできることを考える。品質とスピードが大切。競争というと価格だけに目がいきがちですけど、商品を買っていただくには、価格と同じように、商品の品質とスピードが大切。

・やらなかった失敗はあっても、一生懸命にやった失敗はない。やってうまくいかなかったときは修正していけばいい。結果に一喜一憂するのではなくて、数字を見ながら修正して数字をあげていくその繰り返しである。

・モノを売るときに大切なことは、お金儲けを第一の目的にしてはいけない、ということである。利益はこちらがお客様に提供できた価値の対価である。それは後からついてくるものであって、先に求めるものではない。

・商品をモノとして紹介するのではなく、日々の暮らしを豊かにしたい人たちに、その願いをかなえる商品の使い方を紹介する、その商品から得られる快適さや楽しさを、分かりやすく伝える。これがジャパネットたかたが心がけたことである。商品の勉強もするし、演出方法も工夫する。その延長線上にあったのが新しいシーンを提供するという考え方だった。

・売れなかった理由を探すのではなく、売れる理由を探す。今を受け止めて、前向きに考える事が大切。

・お客様はいつもサプライズを待っている。期待を超える何かである。それは画期的な商品や驚くほど安価だけではありません。宣伝だったり、紹介の仕方だったり、コールセンターや配送などのサービスの品質だったりする。

<感想など>

ジャパネットたかたのことを詳しく知らなかったので、このような考え方、想いで事業を行っていたことに驚きました。共感できる内容がたくさんありました。伝えることとお客様に伝わることは違う。私も商品について勉強し、研究して、お客様に質の高い商品、新しい出会い、楽しさワクワクを届けられるようにしていきたいです。

※私がこちらで紹介している本は、起業家の方には特にオススメです。興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。