<勉強になった内容メモ>
・相手に「はい」と言ってもらうには、自分の頭の中をそのまま言葉にしてはいけない。相手の頭の中を想像する。デートしてほしいと直球勝負するのではなく、おいしいパスタ屋さんあるけど一緒に行かない?など相手の頭の中と、自分のデートしたいという欲求をシンクロさせることが大切である。

・嫌いなこと回避。「こちら嫌いでしょ、だからやらない選択をしましょう」という切り口。たとえば「芝生に入らないで」は自分本位。「芝生に入ると農薬のにおいがつきます。」だと相手のメリットに変わる。

・選択の自由、人は決断が得意じゃない。二つの選択肢があるときの比較が得意である。上記の相手の好きなことを考える。の応用。パスタのお店とフォカッチャのお店どちらがいい?といった形にしてみるなどが有効である。

・認められたい欲求。「残業お願いできない?」自分のメリットでしかない。「君の企画が刺さるんだよ。お願いできない?」など。あなた限定、名指しなど。

・チームワーク化。「勉強しなさい」は自分本位。「一緒に勉強しよう」など、面倒なことであっても、人と一緒なら動く確率が高い。

・感謝。「トイレをきれいに使ってください」→「トイレをきれいに使っていただき、ありがとうございます。」といった伝え方がある。

・ギャップ法、心を動かす技術。「嫌いになりたいのにあなたが好き。」あえて「好き」というワードの反対のワード「嫌い」を使うことにより、強いギャップが生まれます。すると好きに強い言葉エネルギーがのる。「他の店がまずく感じるほどここのラーメンはうまい」

・クライマックス法。「これだけは覚えてほしいのですが~」「ここだけの話ですが~」など。いきなり伝えたい話をしない。クライマックスワードから始める。事前カウントダウンのようなもの。

<感想など>
同じ内容なのに、自分がプレゼンしたら魅力が伝わらない、といったことがないように相手に伝えられるようにしていきたいです。本の内容では、自分の意見だけではなく、相手のメリットになるような伝え方が印象的でした。少し考えれば、わかるようなことなので、日々の会話から気を付けていきたいです。

※私がこちらで紹介している本は、起業家の方には特にオススメです。興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。