<勉強になった内容メモ>
・考えてから書く。文章=書くことではない。何を書くか考える、材料集め、材料の整理、流れの確認、見直す作業、といった重要なステップがある。書く作業は料理でいう調理の段階であり、全体の一部でしかない。書くこと以外のステップを無視していきなりキーボードを打ち始めるから時間がかかる。
・文章は書くものではなく、読んでもらうもの。
・心をつかむ文章のテーマの法則は疑問形。成功の秘訣は?など。
・ターゲット層を設定しないと表現がバラバラになり、ターゲットに理解されづらい文になる。
・目的を明確にしておくと、内容が脱線することなく相手に何が言いたいのかが伝わりやすく、まとまりのある文章になる。企画書なら、企画を通すことが目的になる。
・時間の流れが前後するとわかりづらくなるので、基本時系列にそって展開する。
・最初は六割の出来でいいと考え、四割は後から考える。完璧な文章は存在しない。
・書き出しに、クイズ問題を出してみる。この場合、読者に、そういえばどうしてだろう?と共感してもらうことが大切である。
・読まれない書き出しとは、最初の一文をだらだら書くこと。
・「たくさんの」や「いっぱいの」のような抽象的な表現はどれくらいの量なのか読む人によって異なるので、具体的な数字をあげることで説得力もある文章になる。
・印刷した方が間違いに気づきやすい。時間をおいてから読み直してみることも大切。
<感想など>
目的を明確にして文章を考えることを学びました。このことについて書こうと思うだけでなく、この文章は誰に読んでほしいのか、どんな目的があるのかなどを明確に描くことが大事だということです。一日で完成させるのではなく、時間が開いてから読み直すと新たな発見やここは変えた方が分かりやすいなどの気づきがあります。文章を書くときの参考にしていきたいです。
※私がこちらで紹介している本は、起業家の方には特にオススメです。興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。